フレーム選択・60代以上用メガネフレーム
60代以上用メガネフレームの選び方を、消費者目線で整理してみました。
60代以上用メガネフレームはこう選ぶ
- 生活パターンが変わります
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多くの企業が60歳定年制をひいていますので、多くのサラリーマンは一度リタイアされます。継続就業、他企業への就職、独立起業など、60歳で本当のリタイアをする方は少ないのですが、家庭内を含めて生活パターンは変わります。
40代・50代のような現役バリバリ、ある意味で余裕のない働き方、生活のしかたはなさらないはずです。この年代のキーワードは、やはり「余裕」でしょう。仕事もするが、楽しみも充実する。それを悠々とこなす生活パターンだと思います。
これらを前提に以下にお勧めを提案いたします。
- まずはお好きに・個性を出して
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ある意味、いろいろな社会的シバリが外れます。掛けてみたいと思っていたのに、やめてしまったフレームはありませんか? 「ちょっとハデかな?」 と思い、やめてしまったフレームはありませんか? そんなフレームを掛けてください。個性を出してください。それが若々しさにも通じます。
イメージしやすいようキーワードになる具体例をお示しします。
- ダンディ:宝田明さん・北大路欣也さん/色気重視です
- 日本男児:高倉健さん・菅原文太さん/ちょい、コワモテです
- ビッグダディ:中村吉右衛門さん・船越英一郎さん
- 魔女:梶芽衣子さん・野際陽子さん/眼力で殺せる方です
- なでしこ:吉永さゆりさん・池内淳子さん/かわいい抱擁力
- 后:岸惠子さん・山本富士子さん/近寄りがたい気品
- 永遠少女:朝丘雪路さん・黒柳徹子さん/生きた妖精
- ホンモノを極める
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この年代は、ほとんどのことを経験されています。洋服・和服・靴・アクセなど、身に付けるものも、「これ!」というものをお持ちでしょう。しかしながら、私の経験上、メガネに関しては今ひとつの方もお見受けします。
理由は明らかで、購入経験自体がその他のものより少ないこと、商品情報そのものが手に入りにくいこと、手本になる先輩が少ないことがあります。
そこで、大変恐縮ですが、元プロとして、掛けるならこれだろうと思うものを提案していきます。一度お試しください。
参考になるサイト
- 奥様用
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ほとんどの方は、ご主人が一線から退いておられるので、明らかに気楽になっていると思います。気持ちの余裕から、御自分のために使う時間が増えてきます。趣味やお友達とのお出かけに使うのがひとつ。
もうひとつ、「〇〇さんの奥さん」ではなく、キレイなおばあちゃんとして、若い方と接する場面も増えてきます。 ご主人は、ちょっとほっといて、いろいろな方と交流いたしましょう。生活を外向きに変えましょう。
- ちょっとした外出&旅行用⇒薄いカラーもしくは調光レンズを入れて
- お孫さんとお出かけ⇒一気に30歳くらい若いスタイルで
- カッコイイ老眼鏡
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「私はメガネなしで遠くは見える、老眼だけなのよ。」 男女共に老眼鏡オンリーの方も多いと思います。もちろん、遠近両用を掛けていただいてもいいのですが、この年代まで一度もメガネを掛けたことがない方にとっては、掛ける時間をできるだけ少なくしたいというのが本音のようです。(メガネを掛けた時の違和感に慣れ切れない)
ところが、掛けたくないという想いが先にたって、メガネ選びがテキトーになっている方も見受けます。具体的には、ダンヒルのスーツに1000円ショップで買った既成老眼鏡はやっぱり似合いません。
どうせ掛けるなら、カッコイイ、素敵な老眼鏡を掛けましょう。腕時計のように他人に見られる部分です。